肺がん ステージ4 手術

肺がん ステージ4 手術はどのようなものがありうるか?

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肺がん ステージ4 手術をするのはどういうときか?

 

肺がんステージ4では手術をすることが絶対にないかと言えばそんなことはありません。

 

手術をすることはあります、でも、それは治療を目指したものではなくて症状の軽減を図り、QOLを上げるための手術となります。

 

 

肺がんに限ったことではありませんが、遠隔転移病巣が明らかに存在するがん患者さんでは抗がん剤治療が治療の基本です。

 

新しい抗がん剤の組み合わせが劇的に効いた小細胞がん患者さんとか、イレッサに反応性の良い腺がんなど、抗がん剤治療が劇的に奏功する症例もときどきあります。

 

ですがなかなか腫瘍を小さくするなど「効果があった」と判定できない方が多くなります。

 

こういう方でじわじわと腫瘍が大きくなって、それが大きな血管や気道を圧迫している場合、脳幹部を圧迫している場合、腹膜播種が消化管を取り巻いて絞扼することでイレウス(腸管が完全に詰まってしまう状態)を引き起こしたなどの場合、それらの状況が続くことは命に関わる問題なので速やかな解決策が図られます。

 

 

極力体力を温存したいので、定位放射線照射でたたくことが理想ですが、急性腹症症状などには緊急手術で対応するしかありません。

 

「もう助からないと言ったのに手術をするとは何事だ!」と、状況をよく把握していない遠方の家族の方から憤りのお電話をいただくこともときにありますが、決して実験的手術などではなくて、QOLを保つための手術であったり、患者さんの命を救うための手術であることをご理解ください。

 

 

また、手術するというと、化学療法が効いてきて手術すれば癌そのものを治せるようになったのかと思われる方もいらっしゃいますが、それも残念ながらほとんどゼロに等しい可能性だとご理解ください。

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