肺がん 間質性肺炎 余命

肺がん 間質性肺炎 余命

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肺がん 間質性肺炎 余命

 

間質性肺炎と肺がんとの関係についてあなたはどのぐらいご存知でしょうか?

 

 

抗がん剤の副作用として、特にイレッサの副作用として注目され、話題になっていますが、そもそも間質性肺炎と肺がんというのは併発しやすいことが知られているのです。

 

間質性肺炎が発生する原因は薬剤、膠原病、塵肺、家族性のものなどいくつかの明確なものが知られていますが、明確な原因が分からないものに特発性間質性肺炎と呼ばれるものがあります。

 

医学用語で「特発性」というときは「原因不明の」という意味とほぼ同義です。

 

 

この原因不明の間質性肺炎、起こしやすい背景因子はわかっています。

 

1.喫煙歴が長い人

 

2.家族や親せきに同患者がいる人、こういう人では起こりやすい。

 

そして特発性間質性肺炎の特徴は、肺がんの合併率が高いということです。

 

5〜15%の特発性間質性肺炎の患者さんには肺がんが合併するというのですね。

 

 

では、これはどちらが先なのでしょうか?

 

間質性肺炎になると肺がんになりやすいのか?

 

肺がんがあると間質性肺炎になりやすいのか?

 

それとも両方の病が起こりやすい人がいるのか?

 

それは環境なのか?

 

遺伝なのか?

 

 

・・・結論は出ていませんが、常に複数の要因が重なっているように思えます。

 

肺がんや間質性肺炎を起こしやすい遺伝子変異を持っている人が喫煙すると高確率でどちらの疾患も発症しやすい。

 

そういうことではないかと思います。

 

 

そして、そういう遺伝子背景+環境背景を持っている患者さんで肺がんが先に発生して、そこで抗がん剤を使うと高い確率で間質性肺炎が起こる、そういうことではないかと思われます。

 

遺伝背景による薬剤感受性の差というのは確実に存在しています。

 

たとえばイレッサによる間質性肺炎発症率は欧米では0.3〜1%ですが、日本人では4%前後に発症することが知られています(これも日本でたくさんの患者さんがイレッサによる間質性肺炎で亡くなった理由の一つでしょう)。

 

 

ということで、喫煙歴のある肺がん患者さんでは抗がん剤を使うことによる間質性肺炎発症の危険性は喫煙歴のない人より高い、ということは念頭に置いておいてください。

 

間質性肺炎が発症した場合、それ自体が命に関わる疾患なのでその治療に全力があげられます。

 

化学療法も放射線照射も小手術も、いずれの処置も間質性肺炎を悪化させる危険度が高くなりますので基本的には癌の治療ができなくなります。

 

つまり、肺がんに間質性肺炎が合併した場合、基本的には余命は短くなる可能性が高いと考えていてください。

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