肺がん ステージ4 抗がん剤

肺がん ステージ4 抗がん剤

スポンサードリンク

肺がん ステージ4 抗がん剤

 

肺がんステージ4の化学療法の際の抗がん剤の組み合わせについて、概略になりますが、説明します。

 

1970年代に開発されたシスプラチンという白金を用いた抗がん剤はいくつもの腫瘍に対して効果を発揮しています。

 

肺がんにおいてもこれは同様で、抗がん剤に反応性の良い小細胞がんに対する治療では「シスプラチン+エトポシド」あるいは「シスプラチン+イリノテカン」が二種類の標準的な治療になっています。

 

 

アメリカの国立がん研究所NCIでまとめてあるデータでは、前者の「シスプラチン+エトポシド」の方が奏効率は高いという報告が多くなっています。

 

イリノテカンが使われ始めた2000年代初めのころはエトポシドよりもイリノテカンの方が効果的だという話もありましたが、数を集めると古い薬剤の方に軍配が上がったようです。

 

これは逆に、イリノテカンの方が有効な症例もある、あるいはエトポシドが効かなくなってきた癌に(薬剤耐性を獲得すると言います)、イリノテカンが奏功することが多い、ということも表しています。

 

 

その他に、患者レベルの口コミで有用性が指摘されているのが「シスプラチン+TS-1」という胃がんの治療に用いられる抗がん剤の組み合わせです。

 

この抗がん剤の組み合わせは日本の胃がんの化学療法の効果を劇的に高めました。

 

肺がんの中でも扁平上皮癌は胃がんの扁平上皮癌に組織型も似ているのでもともと効果が期待されたのですが、それ以外の症例でも効くケースが見受けられるようです(正式なレジメにはなっていないはずです)。

 

TS-1は海外ではまだ認可されていない国が多いので、日本に住んでいる人はこれに取り組むことができてラッキーだと言えます。

 

 

 

抗がん剤は組み合わせ方や投与量を変えることで、効かないと思った抗がん剤が再び癌を抑え込むこともよくあることなので、選択肢は多ければ多いほどいい、その点では現在は20年ほど前に比べれば格段に化学療法は実用的になってきています。

 

 

分子標的医薬についてはまた別の記事で述べます。

スポンサードリンク

肺がん ステージ4 抗がん剤関連ページ

化学療法の組み合わせ
ステージ4の肺がんの化学療法について科学的に、というよりも同病院と主治医を選ぶべきかということに関して少し踏み込んで説明しています。概略は前の記事を確認ください。
陽子線・重粒子線
ステージ4の肺がんの治療として特殊な放射線治療方法である陽子線照射や重粒子線照射について触れてみます。
サイバーナイフ治療
ステージ4の肺がんの遠隔転移先として最も迅速な対応が必要なのは脳への転移です。これを治療するために使用されるのが定位放射線照射、サイバーナイフ治療です。

ホーム RSS購読 サイトマップ